前回は、テンプレートを部品分けすることをやりました。
今回は1回目でさらっと書いた、テンプレート階層について、もう少し掘り下げていこうと思います。
テンプレート階層
テンプレート階層というのは、テンプレートの適用される優先度みたいなものです。
ページの種類によって決まっています。
カテゴリーページのテンプレートであれば、
- category-slug.php — 特定のカテゴリー用テンプレート
- category-ID.php — 特定のカテゴリー用テンプレート
- category.php — カテゴリーの汎用テンプレート
- archive.php — 汎用アーカイブテンプレート(タグ・日別アーカイブなどと共用)
- index.php
の順番でテンプレート階層が適用されると言うことです。
月間アーカイブや年間アーカイブなどの日付でのアーカイブは
- date.php
- archive.php
- index.php
で読み込まれます。
トップページならば、
- home.php
- index.php
の順です。
また、ページなら
- customTemplate.php — ページの属性欄で指定できる、カスタムテンプレート
- page-slug.php — 特定のページ用テンプレート
- page-ID.php — 特定のページ用テンプレート
- page.php — ページの汎用テンプレート
- index.php
です。
ですから、ブログのようなデザインがほとんど変わらないサイトの時は、index.phpだけとかでも作成可能なわけです。
デザインをかなりがっつり変えたい場合、customTemplate.phpや、category-id.phpなどで分けていき、index.phpはかなりシンプルに、汎用性を持たせてやると、柔軟なテーマが作成できます。
細かい話はCodexのテンプレート階層を見てもらえばさらに詳しく書いてありますので、そちらを参照して下さい。
需要があるかどうかはさておき、まだまだ続きます。