WordCamp Osaka 2018 でローカルコミュニティの話をしました。

Photo by NExT-Season

2017年10月7日の JAWS-UG 仙台 秋祭り – Publishing on the AWS – でローカルコミュニティの話をさせていただく機会がありました。

それを下敷きにいろいろ具体的な取り組みとか最近の成功と失敗なども含めて、WordBench 長野の取り組みと、コミュニティづくりについて考えたこと。というテーマでお話しさせていただきました。

WordPress のコミュニティに限らない話が出来るといいなーと思いながら登壇内容を作ったので、

なのでこういったリアクションを頂けたのは嬉しかったです。

当日話しきれなかったこととか

月に1回でなにかをするということ

別にペースはそれぞれで良いとは思うのですが、ちょっと大変だなーくらいのペースでやったからこその気付きかなと。やっぱり期間が空いてしまうと大がかりなモノをやりがちというか、大変だから数を減らそうというより、大変だから気楽にやれる形を探そうとしたことでいろんな発見があったなと感じます。

司会が1人と集まれる場所があればそれはもうイベントなので、後の要素は全ておまけってくらいの気持ちでやるのもありなのかなと。

自分や家族の予定や、会場などの都合でなかなか難しいんですが、準備にかかる労力を減らすことで頻度が増やせるのであればトライしてみても良いのかなと。「前回失敗したから次はこうしてみようかな」みたいなかんじで気楽にPDCAを回せる気はしてます。

休憩時間でのコミュニケーション

今のところ15分程度の休憩を、最初の会の説明や参加者の自己紹介の後、セッションの間に取ってます。

  1. 開会の挨拶・説明 (10分)
  2. 自己紹介タイム (15分)
  3. 休憩 (15分)
  4. セッション1 (30分)
  5. 休憩 (15分)
  6. セッション2 (30分)
  7. 休憩 (15分)
  8. セッション3 (30分)
  9. 閉会

みたいなかんじでやってます。

PA等の手伝いをしていたときに教わったことなのですが、人って静かな場所だとすっごい話しにくいんですよね。結婚式とかでもご歓談の時間で音楽が流れると思いますが、あんな感じで音があるといいんですよね。

ただし、音楽の著作権やJASRACへの申請などいろいろ考えないといけないことはあります。そこら辺は会場のひとに聞いてみて下さい。市の施設や会社のオフィスの場合JASRACと契約してることは希だと思いますので、そのときは、radiko.jp でFMとかを流すのが良いのかなと。

また、自己紹介の後の休憩とかのアクションで空気が決まるのかなと。ぼーっとしてても暇なので自分も参加者の人に話しかけに行ったりします。司会が参加者に交じって話しに行くことは、「話して良い時間なんだ」というメッセージになるので、意識的にやっています。登壇者が接続確認とかであたふたしてる時間とかちょうど良いとかなと。2回目以降とかは割と適当にしてます。勝手に話してくれるので。1人で来た人が暇そうにしていることがあったりするので、余裕があるときはその人に「なんで来たのー?」みたいな話をしにいったりすることもあります。

初回の休憩の後はすぐ静かになるんですが、3回目とかだとなかなか静かになりません。そういうのもみていて楽しいなと感じる今日この頃です。なので、だいたい時間が押してしまうので30分〜1時間程度は余裕のあるスケジュールで告知するのが良いのかなと。このあとにお子さんを迎えに行く人も居るかもしれませんし。とりあえず時間があったら雑に座談会でもするかー位のことは考えてます。閉会の前に座談会 (30分) って枠を作っておくと良いかもしれません。

子連れの人への対応

子連れで来てくれる人が居たり、お子さんが生まれた友人がここ最近増えたのでよく考えるようになりました。

赤ちゃんでも何でも連れてきて良いよーとは質問されたら答えています。子連れでも来てくれるのは嬉しいですし、子どもが居るから行けないってなっちゃうとなかなか会う機会が減っちゃうし、それは寂しいなーと。

ただ、例えばお子さんが泣いてしまったときとか僕何も出来ないです。そういうときに皆が寛容であるとかそれも含めて楽しむ雰囲気作りとかは大事だなと思っていますがそこら辺はまだまだ試行錯誤です。また、例えば授乳室とか母子室みたいなのを用意するってのはなかなか難しいです。

そもそも自分にそういった経験が全くないのでどうしたら良いのか正直全く解らないです。知識も資格も無いですし、何かあったときに責任がとれる訳ではないので、イベントの告知等で「子連れOK」とは書けないなーというのが率直な気持ち。なのでどうしたらいいの?どうしたら参加しやすい?ってのは聞きたいなぁと。自分だっていつかそういう立場になるかもしれませんし。たぶん人それぞれ全然違うんでしょうし、お子さんの年齢などで答えが違ってくるんだと思います。こうすれば良いよ!なんてシンプルな結論は無さそうですがいろいろトライアンドエラーが出来ればいいのかなと。

今後とか

思いとか目的とかは当然一番最初に考えることでそれは大切なのですが、それをどうやって伝えるのか、どうしたら伝わるのかという視点も大事だなーと。具体的な取り組みとしてその場にどう実装していくのかというのは共有していきたいなと思ってます。会場・地域性・キャラクターなどのパラメーターの影響も大きいですし、再現性の無い話がたぶん沢山ありそうなので、いろんな知見とか経験を持ち寄って話せれば良いのかなと。

思いやりとかそういうのも大事だなとは当然思うのですが、ちょっとした取り組みで大きな変化があったりするのが面白いです。面倒くさいかもしれませんけど見方を変えてみると面白さが転がってるんだなぁと思います。OSSと同じように不具合とか改善できる部分はずーっと存在してるので、考え方は似てるんじゃないかなと思ったりしてます。WordPress のコミュニティ以外の話でも通じる話は多いと思うので、いろいろ考えていきたいなぁと思う今日この頃です。