VCCW 3.0.0 のベータ版がリリースされました。僕もいろいろプルリクエストを送ったりしたので触ってみてもらえると嬉しいです。
- CentOSからUbuntuに変更。
- ChefからAnsibleに変更
等を行いました。VCCWのC2つが消えてしまったのでこのままVCCWと呼び続けて良いのかは疑問ある感じですね。かなり大規模な変更を行いました。起動も速くなったりしました。
でも使い勝手は基本的に今まで通りのはずです。
大規模な変更するために役に立ったこと
OSや構成管理ツールが大きく変わったわけですが、使い勝手がほぼ変わらないままというのはなかなかすごいことです。そのときにめちゃめちゃ威力を発揮したのがServerspecです。
Serverspec
サーバーの構成や設定ををテスト出来るツールです。詳しい説明は、「Serverspec」を使ってサーバー環境を自動テストしよう – さくらのナレッジ 等を参照してください。
VCCWにはServerspecが導入されていたので、基本的にはこのテストが通ればOK!ということでかなり思い切った変更が出来ました。テストって本当に偉大です。
そしてVCCWの作業中にServerspecにもプルリクエストを送ったらマージされました。めちゃくちゃ嬉しいです。こうやってRuby力も徐々に鍛えられていくのですね。
それにしても「オープンソースはワークフロー」とはよくいったものです。
というわけで、新しいVCCWをお楽しみ下さいませ。