WordCamp Kansai 2016 でもこんなセッションがありました。
WordPress 本体やプラグイン・テーマを Composer で管理すると様々なメリットがあります。WordPress + Git でサイト制作するときの悩みだった「どのディレクトリをGitで管理するの?」 という話がかなりすっきり片付くのはとても大きいんじゃないかと。また自動デプロイなどもかなり簡単に行えるようになったり。
こんな感じで、WordPressを用いたプロジェクト管理がかなり簡単になったりします。
Github で公開しているプラグインやテーマも Composer に対応させよう
WordPress Packagist もありますし、あまり苦労はしませんが、それでも、プラグインやテーマを Composer に対応させておくといろいろ便利で楽しいです。npm でやるのと、同じようなノリでプラグインを使ったり、フォークしたりが出来ます。開発版とかを使ったりも簡単にできるので、テストとかにも便利だったり。
プロジェクトのディレクトリに入った後に、
$ composer init
とすると、いろいろ聞いてくるので、名前や説明などを入れつつ、Package Type を聞かれるので、プラグインであれば、
Package Type []: wordpress-plugin
テーマであれば、
Package Type []: wordpress-theme
としてやればOKです。もし、composer.json が既に存在する場合は、そこに一行、
"type": "wordpress-plugin",
と足してあげればOKです。参考:Automattic/jetpack
ここまで出来たら、あとは、ライブラリ | Composer ドキュメント日本語訳 のチュートリアルのように WordPress のテーマやプラグインを Composer で管理出来るようになります。
Packagist に公開する
ここまで来たら Packagist にもついでに登録しましょう。composer.json にいろいろ書かなくても一行追記するか、コマンドを叩くだけで取ってこれるようになります。
Packagist にログインした後、Submit を開いて、レポジトリのURLを入れるだけです。めちゃくちゃ簡単です。
こういったエコシステムをうまいこと使えるとなかなか楽しいですよー