カテゴリー: Design

  • WordPressのテーマを作ったので公開しました。

    WordPressのテーマを作ったので公開しました。

    「WordPress/HTML/CSS が好物です。」と常々言っているワケですが。

    そんな人間がWordPressのテーマを公開していないというのは「お前の愛はそんなものなの?」と思われてしまうなと。それはまずい。というわけで、テーマを作る宣言をしたわけです。

    それから約一年の月日が流れてしまいましたがようやく形になったので、公開しました。

    まぁ元々Github上で開発してたので元々公開されてたんじゃないかというのは有りますが。

    デモサイト: https://torounit.com/vanilla

    Github: torounit/vanilla

    公式テーマにも申請中なので、そのうちWordPressからもインストール出来るようになるはずです。

    機能

    • ドロワーメニュー(カスタムメニュー対応)
    • カスタムロゴ
    • 色のカスタマイズ
    • medium みたいな固定ヘッダー(上にスクロールすると戻ってくる奴)
    • モバイルファースト

    名前の由来

    とにかくシンプルで、子テーマなどを作りやすいという方向性で作ったので、バニラです。とあるカードゲームでの俗称です。

    CI

    Travis CIでプッシュ時にテストを実行したり、ビルドを自動化したり、タグを付けると自動リリースされるようにしたりしてます。やっぱりCIサーバー有ると便利ですよね。

    CSS

    最近お気に入りのStylusを導入したり、ITCSSやったりしています。

    作った感想

    WordPress のテーマは業務でいくつも作ったりしてきたのですが、ちゃんと公式ディレクトリへの公開を念頭に作るということは初めてでした。

    意外に知らなかったことも多かったり、カスタマイザー等はなかなか苦労したり。人のテーマを見ていろいろ参考になることなど、いろいろやってみると勉強になること多いですね。

    なにか不具合など有ればプルリクエストくださいませ。

    というわけで次はテーマレビューもやらないとですね。

    今週末のWordBench長野でここら辺の話も懇親会とかで出来たら良いかなと思っておりますのでぜひぜひそちらもどうぞ。

  • 週末iPhone 6/6 Plusのスクリーンサイズとかの記事がものすごいシェアされたことに思うこと。これからどうしようか。

    5キロやせました。ついでに禁酒中です。WordCampまでにはなんとか禁酒を解除したいところです。

    金曜日に書いた記事がものすごいアクセスになって若干びびっております。10分弱で書いた記事がここまでの閲覧数になるとはびっくりです。はてブとgunosyパワーってすごいと思います。とりあえず深夜テンションでつらつら書いていこうと思います。

    とりあえず実践していること

    1pxをきれいに見せたいという気持ちを捨てる

    当然可能な限りきれいに見せたいんですけど、現実問題、特にiPhone 6 Plusなんかそうですけど、1pxをきれいに見せようってのは無理です。詳しくは、http://www.paintcodeapp.com/news/iphone-6-screens-demystifiedでも見てもらえれば。

    すべてのデバイスで同じようにとかナメた幻想は捨てる

    1pxが4pxだったり、9pxだったり、それを1/1.15倍したものだったり、無理です。device-pixel-ratioが1.5のデバイスとかもありますし。Androidとか。

    ブラウザのCSS対応の話もありますし。
    そもそも、フォントも違うし、WEBフォントも速度の問題で乱用はできないですし。それに耐えうる設計を考えましょう。

    画像は可能な限りSVGとかアイコンフォント

    それでもやっぱりロゴとかはきれいに見てもらいたいもんで、その手の画像は可能な限りSVGにしたり、アイコンフォント(fontawesomeみたいな)にしてます。

    スクリーンサイズとかデバイスに依存しないサイト設計

    いい加減に骨身にしみましたけど、来年の今頃にはどんなデバイスが出ているんでしょうね。iPhoneの次の機種とかどんなスクリーンサイズなんでしょうかね。てかGoogle Glassとか流行ってるんですかね。僕メガネが本体系男子なんでかけれないですけど。全く別業界の営業さんたちがiPadを持たされてなんて話もよく聞きます。

    僕はWEBサイトのフロントエンドを主な飯の種にしている人間ですが、新しいiPhoneが出るたびにリニューアルするわけでもないですし、というかiPhoneだけじゃないですし、自分が想像もできないようなことにどうせなってると思います。それにも可能な限りの想像力を働かせた上でサイト設計をしていくことが大事だと強く感じてます。

    別にユーザーエージェント使ってもいいと思いますし、レスポンシブじゃなくても何でもいいとは思います。適材適所。 

    とりあえずサクッとモックアップ作る

    デザイナーさんやら営業さんやらを説得したり、一緒に考えたりする時にサクッとモックアップを作るようにしてます。
    経験と直感から来る「これあかんよな・・・」ってのは説得材料にならないし、でもかといって言語化は得意ではないので、とりあえずサクッと動くものを作るようにしてます。bootstrapとか使う予定がない案件でも、とりあえずフレームワークでサクッと作ることが多いです。
    デザイナーから来たカンプを見た目通りコーディングすれば良いって時代はとうの昔に終わっているので、そいういうコミュニケーションは取っていく必要があるかと。
    でも、コミュニケーションが増えるのは当然コストになるので、なるべくその質を高める必要もあるのかなと。

    残念ながら銀の弾丸は存在しない

    未来のことなんて誰にもわからないですし、そもそもHTML/CSSでWEB作ってるかもほんとにそうかと思う日々です。いや、たぶんさすがにHTML/CSSはやってると思うけど。日々考え方をアップデートしつつ考えていかないといけないことだと思います。

    実際にちゃんと設計しないととはさんざん言いますけど、ちゃんとした設計って何だよって言われるとパッと答えられない自分が居たりします。

    自動化できることは自動化したり、フレームワーク使ったり、コードの設計をしっかりしたりしてそういう時間を作ることもとても重要だと思います。
    また、ワークフローだったりいろいろ変えねばならない部分は多々出てくると思いますので、周りを巻き込んでいくことは重要だと思ってます。特にエンジニアでない人間も巻き込んで行くことは大切かなと思います。なかなか難しいことだとは思いますが。

    要はこういうことだと思う。

    個人的には、こういうことを考えていくことにWEBのデベロップとかデザインの根本の面白さがあると思ってるんですけどね。
    まとまりのない事をつらつら書いてしまいましたが、とりあえずこんなこと考えてWEBやってるつもりです。

    このブログのデザインもいい加減に直さないと・・・・

  • Bootstrapでデザインするときに使えるPSDファイルとかaiとかpngとか

    BootstrapっていうCSSフレームワークが最近話題になってますね。Twitter謹製のフレームワークだそうで。確かにTwitterっぽいデザインをやりたいときはこれ、かなり便利だと思います。Webアプリとかにはいいですね。

    ただ、いきなりHTML書いたりCSS書いてってやるのも僕はしんどいので、Bootstrapのパーツなどが入ってるPSDとかAIとかFireworksPNGとか探してみました。

    Bootstrap PSD v1.0
    http://gui.repixdesign.com/#freebies
    Twitter Bootstrap Illustrator file
    http://checkthis.com/6i6g/
    Twitter Bootstrap 1.4 Assets
    http://fireworkswireframingkit.com/2012/02/02/twitter-bootstrap-1-4-assets/

    やっぱりこういうのがあると楽ですよねー。

    かちびと.netさんのTwitter Bootstrapのデザインを簡単に変更出来るWebサービス・StyleBootstrapも、Bootstrapを使うときに役に立ちそうなので、上手いこと活用して行きたいもんです。

  • IllustratorだってWEBできるんです!!!

    そうなんです。Illustratorはできる子なんです。もともとDTPからデザインに関わりだしたと言うのもあるのですが、そんなわけでIllustrator派です。WEB屋じゃ邪道だとか、Photoshopだろ常識的に考えて・・・とか色々言われていますが・・・

    普通に使おうとすると単位はミリメートルだし、0.123pxとかわけわからん単位になるかもしれません。色もCMYKかもしれません。
    ただ、ヤツはできる子なんです。みんなヤツのことを誤解しているだけなんです。話してみたらめちゃくちゃいいヤツで世話好きなヤツなんです。ちゃんとRGBで問題なく使えますし、ピクセルにあわせてデザインだってできます。

    個人的にレイアウト等の用途でPhotoshopがいまいち直感的でない、拡大縮小が楽、そしてコードを書く身としては、Illustratorレイアウトなどをして、写真はPhotoshopでいじってIllustratorにリンクするのがHTMLっぽいのがとてもしっくり来るのです。
    DTPからPhotoshop & Illustratorに触った人間だからかもしれませんが、ご容赦下さい。そんなのPhotoshopだってできるぜ!とか有れば教えて下さいm(_ _)m

    そんなわけで、WEB屋向けの便利機能を解説します。

    オブジェクトの位置が解りやすい

    オブジェクトの位置が解りやすいんです。オブジェクトを選択すると、上の方の情報バーにオブジェクトの位置情報が表示されます。
    ぱっと見でオブジェクトの位置・サイズを知れるほか、位置を計測する基準点が変更できます。普通は、左上を基準としますが、オブジェクトの中央の位置を知れたり、オブジェクトの右端の位置だって簡単に解ります。

    marginとかposition等で値を指定するときなどはとても便利!これが一番便利だと思っています。

    ピクセルプレビュー&ピクセルにスナップ

    意外に知らない人が結構居ると思うのがこの機能です。コレを使うと、Illustratorだってピクセルで表示できるんです。
    こんな感じに

    そして、Illustratorには、ピクセルにスナップという機能がついていて、コレをすると、オブジェクトの位置や、サイズがピクセルにピタッとあうようになります。Fireworksみたいな感じになるというか。コレで端がにじむとか、1px以下の数字に悩まされることも無くなります。

    選択範囲に合わせてスライス

    PhotoshopやFireworksでもおなじみスライス機能ですが、コレを実に簡単にする機能がこの選択範囲にスライスです。オブジェクト→スライス→選択範囲から作成というちょっとわかりにくいところにあります。僕はコレにショートカットキーを設定してよくスライスを切っています。

    コレを使うと、

    が、

    と、簡単にピッタリスライスできます。また、オブジェクト→スライス→作成で一気に作成することもできます。

    Photoshopでも同じようなことできるみたいですね。【コーダーのための時短テク】Photoshopで複数のスライスをまとめて入れる – FHWブログ | ホームページ制作会社FHW

    Illustratorはスライスがずれるとか良く聞きますが、ちゃんとピクセルにスナップをしてデザインすればそんなことはありません。スライスはピクセルあわせて切るため、0.52pxみたいなのがあると、通常ずれて表示されます。
    ピクセルプレビューをするとちゃんとオブジェクトにあわせてスライスが切られていますよ。

    HTML5でSVGがサポートされ、パスがより身近になったいまこそ、WEBデザイナーがIllustratorを触ってみるいい機会だと思います。
    角を丸くするフィルタもあるし、レイヤーの整理も楽だし、ドロップシャドウをX軸Y軸とぼかしで設定するというCSS3に近い仕様、弄りたいものがクリックですぐ選べる等々、WEB制作的にいいところがたくさんあるので、一度お試し下さい!!!!

    参考エントリ

  • デザインを勉強するときに読んだ本

    Windows 3.1,MS-DOS,PC-9801に出会う(当時3歳)→パソコンスキー→それだけの理由でパンフレット制作を任されDTPをかじる→似たような理由でWEB→コーダー→周りに感化されつつデザインを勉強→フロントエンドエンジニア and WordPress Lover

    と、おおざっぱに振り返るとこんな感じで現在に至っている僕です。
    そんなわけで独学で何とかDTPやらデザインやらWEBやら勉強していた、しているのですが、その中で大いに影響を受けた本をいくつか。

    まあ、誰かの参考になれば・・・・・・。

    ノンデザイナーズ・デザインブック

    ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]

    学生時代からお世話になっている人の会社にあったので、読んでみたらためになるなぁ。。。と思ったので、買いました。デザインを独学で勉強しているなら買って損はないロングセラーです。デザインの基本のキである、

    • 近接
    • 整列
    • コントラスト
    • 反復

    について、これでもかっ!ってくらい口酸っぱく書いてあります。

    たかはしのりさん(WebDesignRecipe)のWebデザインレシピに、その4原則の解説が載ってますので、ご覧下さい。

    デザインを勉強したことがない人でもデザインできるようになるかもしれない4つの基本原則

    デザインの教室

    デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング(CDROM付)
    コレも有名ですよね。「デザイン」とは何なのかを考えさせてくれる本です。余白の使い方等々、色々ためになる話がたくさん。

    クリエイターのための3行レシピ レイアウトデザイン Illustrator&Photoshop

    クリエイターのための3行レシピ レイアウトデザイン Illustrator&Photoshop

    コレは近所のTUTAYAでたまたま見つけて買った本です。上記2冊より実践的で、見開き1ページで実例を挙げて解説しています。左ページに実例、右ページに解説という流れです。要点を絞った解説が載っていてとても解りやすい。

    他にも色々ありますが、特に良かったなと思った本を3冊を挙げてみました。

    デザインを勉強したいけど、どうしたいいやら・・・と思っている人はぜひ。