WordBench 長野と自分とコミュニティと。

こういう自分の考えみたいなのを書くのは苦手というか、小学校とかで感想文を書かされたときは、いつも放課後過ぎても書き出せず1時間以上居残りをさせられていた人間なので、まとまりのない文章だと思いますがご勘弁ください。

WordPress のコミュニティや、そもそもITのコミュニティに参加するきっかけが WordBench だったという人も多いと思いますが、地方住まいの僕には WordCamp Tokyo 2011 であり、Custom Post Type Permalinks といったプラグイン開発でした。3年前までは、WordBench 関係のイベントより、WordCamp への参加の方が多かったですし。

それをきっかけに、翌年も WordCamp Tokyo 2012 も参加しました。そこで、ブース出展されていた、ファーストエレメントのみやざわさんと出会い、WordBench 長野第1回勉強会を開催したのが僕と WordBench とのファーストコンタクトだったと記憶しています。そこから挫折などもいろいろありながら1年や2年に一度のようなペースで紆余曲折いろいろありながらやってきたなぁと。

その頃から思い起こせば、WordBench や WordPress のイベントに興味を持ってくれる人達の属性もずいぶん変わったなぁと思う今日この頃です。無料で情報発信できるツールもここ数年でたくさんありますし、WordPress が一番手軽なツールだった時代ではないんだなーと。Instagram とか Medium とか note とか Qiita とかほんと凄い気楽ですし。

「WordBench」とは何なのかというのはいろいろ思うところはありますが、wordbench.org という SNS であったり、それに関わる人が作るコミュニティだったり、イベントの名前であったり。

僕自身は、「WordPress に関わる、興味がある人が集まる場」という理解をしていますが、WordPress の管理画面のイベント情報を見て、WordBench 長野のイベントに来てくれる人には、WordBench = イベントなんだろうなーと。

毎回、前説的な時間を作ってコミュニティですよーこういうSNSありますよーみたいな話はしてますが、辞書に載っている言葉じゃないので各自思い思いの理解をしているのが現状なんじゃないでしょうか。

WordBench 長野と僕の関わりの歴史は、先日の WordCamp Osaka 2018 でお話しさせていただいたので、スライドの方をご覧下さい。

WordBench サービス終了によせて

https://wordbench.org/2018/06/14/wordbench-is-closing/

先日、リリースがありましたが、最近 WordBench 長野 でイベントを開催する際にお世話になっているコワーキングの方や、そこでよく一緒になる Drupal 使いの人などからいろいろご心配いただきました。WordPress Meetup とか、別のイベントでまたちょっとご相談しますという話をしたら、「名前が変わるだけでしょ?」と。そーではないんだけど、まぁ外から見たらそーだよなーと。WordPress のローカルなコミュニティだということは変わらないはずですし。

WordBench や WordPress Meetup や近所の WordPress のイベントに参加する人は「WordPressの話を誰かとしたい」「WordPress仲閒と交流したい」という目的で参加しているのだと、WordBench 長野でいろんな人と交流する中で僕はそう感じている次第です。なので、参加される人にとってはただ名前が変わったと言うことでしかないのでしょう。自分が参加しているWordPress のローカルなコミュニティに、WordBench 長野だとか、WordPress Meetup だとかの名前がついているだけというか。

とりあえず、長野は相談しながら、WordPress Meetup への移行の準備を進めてみようかなというところです。移行をする中で、実際に動かしていく中でいろいろ問題点など出てきたらフィードバックをしていければいいのかなと。せっかくの機会ですし、グローバルのコミュニティのチームとかがどんなことを考えているのかを、知る機会でもありますし。出来れば車輪の再発明はしたくないですし。そういうノウハウの集約的なことをする場が今までなかったので、そういう意味でもいいきっかけだなと。

WordBench 長崎と私 – モンキーレンチ ということでキタジマさんが書いていますが、

再始動させて、運営者 / 参加者という壁をなるべくなくして、ということをやっていた状況で、Meetup へ移行するハードルというのは結構高いなと思っていて、僕が主導して長崎も Meetup に移行するぞ!とやると、これまで以上に WordBench 長崎(今後名称かわるけど便宜上)が「僕のもの感」がでるというか。や、もちろん私物でないことは当たり前にわかってて、長崎という地方で長崎の人に見られたときにどう見えるかという話です。誰かが長崎で WordBench 長崎やりたい!ってなったときに、僕に聞いてみないと、となる気がするんですよね。Meetup への移行まで主導すると特に。ただの思いこみかもしれませんが、でもそうなっちゃうと嫌だなと。そうならないように再始動させていろいろ考えてやっていたので。

WordBench 長崎と私 – モンキーレンチ

ようやくキタジマさんがいうところの「僕のもの感」が減りだしたなーと WordBench 長野では感じるこの頃です。まだいろいろ足りないなーと思いつつ。

キタジマさんの懸念には、誰かが 長野で Meetup やりたい!ってなったときに、そこら辺をうまくハンドリングしてくれる仕組みが既にあるようで、むしろもっと気楽になるんじゃないかなと。6ヶ月以上イベントを主催していない場合 WordPress Meetup のグループではなくなるようですし。いろいろと解りやすくなって良いんじゃ無いかなとは思ってます。(参照:When a Group Leaves the Chapter Program – Make WordPress Communities

とりあえず、いろんな人に相談しつつ、最近参加してくれるようになった人達を混乱させないような移行の仕方、その形を探って行ければと。

コミュニティの力で大きくなったという WordPress であり、そんなモノだからこそ、僕自身が WordPress に興味があるウチはそういう活動に関わっていきたいなーとぼんやりおもってます。

コミュニティのとコミュニケーションの語源は同じだという話を WordCamp Osaka でさせてもらいました。コミュニティってコミュニケーションをする場なんだと思います。

そんな話を人前でさせてもらっておいて言うのもなんですが、いわゆる「コミュ障」という側の人間だよなーと自分自身のことは認識していて。友人にもよく言われますし。オンラインもオフラインも正直得意じゃないですし、日本語を書くよりプログラムとか数学とかの読み書きとかそっちの方が得意だし性に合ってるなーと思います。

言語というのも考えを伝えるツールとしてはなかなか不便だなーと。言語化するのってめちゃくちゃ大変なんですが共通のインターフェースなんで頑張って使うかーという感じです。思ってることの10%くらいが伝わればまぁ上出来かなと。

そんなでもまず何かしら情報を発信しないと伝わりようもないですし、言いたいことが正しく伝わってる気もしないので、頑張って言葉を尽くさないといけないなと。思いがあるなら下手なりに頑張って書かないとなと。キャッチボールもドッジボールも下手な人間ですが。それでもコミュニケーションをへの努力はしていかないとはじまらないなーと。コミュニティですし。

そんなことを思いながら駄文をダラダラと書いています。こういうのを読むのも書くのもすっごい面倒くさいんですけど、たぶんそういう面倒くささがコミュニケーションなのではないかなと。

まぁ面倒くさいと散々言ってますが、そういうのが実はなんだかんだ好きだからコミュニティに参加したりしてるんだと思います。そんなこと言ってる自分自身が一番面倒くさいんですけど、しょうがないのでそんな自分とあきらめて付き合って行こうと思います。

ホントにまとまりの無い文章でびっくりしてますが、ポエムみたいなものとしてご笑読いただければと。